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AWS の償却原価とコスト削減

AWS では、DoiT Cloud Analytics が 2 つの拡張メトリック(Amortized costAmortized savings)を提供し、償却データを閲覧し発生主義(accrual ベース)でレポートできるようにします。Cloud Analytics は AWS CUR から関連フィールドを取り込み、DoiT による変更内容(例: DoiT Flexsave やカスタム料金)を反映するようにデータを再計算し、一括払い/定期料金を考慮に入れます。

  • Cloud Analytics は、AWS RI・SP・Flexsave によってカバーされる使用量に対して償却処理を行います。

  • Amortized cost または Amortized savings を使用して作成されたレポートには、RI・SP・Flexsave の恩恵を受けているかどうかにかかわらず、環境内のすべての AWS サービスが表示されます。

  • Amortized savings には、RI・SP・Flexsave によるコスト削減に加えて、Spot Instances、AWS Private Pricing Addendum (PPA)、AWS Enterprise Discount Program (EDP) など、他のソースによるコスト削減も含まれます。

DoiT を通じてパブリッククラウドサービスを購入しているかどうかに応じて、Cloud Analytics はコストおよび使用量データの償却方法を変えます。

DoiT から購入している場合

このセクションは、専用支払者アカウント で DoiT からパブリッククラウドサービスを購入している場合に該当します。

CategoryCost typeAmortized costAmortized savings
Flexsave SPFlexsaveCoveredUsageEDP を除く、Flexsave でカバーされているインスタンスの実効コスト。Flexsave によって生み出されたコスト削減(実効コストとオンデマンドコストの差額)。
Flexsave SPFlexsaveNegation常に $0常に $0
Flexsave SPFlexsaveRecurringFee未使用 SP(無駄)を除く、Flexsave の実効コストに対する EDP(マイナス)。(Flexsave では無駄分の支払いは発生しません。)Flexsave の実効コストに対する EDP によって生み出されたコスト削減(プラス)。
Flexsave RIFlexsaveUsageEDP を除く、Flexsave でカバーされているインスタンスの実効コスト。Flexsave によって生み出されたコスト削減。
Flexsave RIFlexsaveRIFeeFlexsave の実効コストに対する EDP(マイナス)。Flexsave の実効コストに対する EDP によって生み出されたコスト削減(プラス)。
Flexsave RIFlexsaveManagementFee常に $0常に $0
SP owned by youSavingsPlanCoveredUsageEDP を除く、お客様の SP でカバーされているインスタンスの実効コスト。お客様の SP によって生み出されたコスト削減。
SP owned by youSavingsPlanNegation常に $0常に $0
SP owned by youSavingsPlanRecurringFee未使用 SP(無駄)のコストから、その期間の定期料金に対する EDP を差し引いた額。(償却原価がマイナスになるのは、その期間に受ける割引額が無駄コストを上回っていることを意味します。)その期間の定期料金に対する EDP から未使用 SP(無駄)のコストを差し引いた額。
SP owned by youSavingsPlanUpfrontFee一括払い料金に対する EDP(マイナス)。一括払い料金に対する EDP によって生み出されたコスト削減(プラス)。
RI owned by youDiscountedUsageEDP を除く、お客様の RI でカバーされているインスタンスの実効コスト。お客様の RI によって生み出されたコスト削減。
RI owned by youFee一括払い料金および交換料金に対する EDP。一括払い料金および交換料金に対する EDP によって生み出されたコスト削減(プラス)。
RI owned by youRIFee未使用 RI(無駄)のコストから、その期間の定期料金に対する EDP を差し引いた額。(償却原価がマイナスになるのは、その期間に受ける割引額が無駄コストを上回っていることを意味します。)その期間の定期料金に対する EDP から未使用 RI(無駄)のコストを差し引いた額。
On-DemandUsageオンデマンド使用量に対する EDP 調整後コスト。EDP によって生み出されたコスト削減。
SpotUsageSpot 使用量に対する EDP 調整後コスト。Spot によって生み出されたコスト削減。
Spend covered by PPAUsagePPA 調整後コスト。PPA によって生み出されたコスト削減。

他社から購入している場合

このセクションは、DoiT の顧客ではあるものの、パブリッククラウドサービスを当社経由で購入していない場合に該当します。

CategoryCost typeAmortized costAmortized savings
Savings PlansSavingsPlanCoveredUsageEDP を除く、お客様の SP でカバーされているインスタンスの実効コスト。お客様の SP によって生み出されたコスト削減。
Savings PlansSavingsPlanNegation常に $0常に $0
Savings PlansSavingsPlanRecurringFee未使用 SP(無駄)のコスト。未使用 SP(無駄)のコスト(マイナス)。
Savings PlansSavingsPlanUpfrontFee常に $0常に $0
Reserved InstancesDiscountedUsageEDP を除く、お客様の RI でカバーされているインスタンスの実効コスト。お客様の RI によって生み出されたコスト削減。
Reserved InstancesFee常に $0常に $0
Reserved InstancesRIFee未使用 RI(無駄)のコスト。未使用 RI(無駄)のコスト(マイナス)。
PPAUsagePPA 調整後コスト。PPA によって生み出されたコスト削減。
PPAPrivateRateDiscount常に $0常に $0
Bundled DiscountBundledDiscount常に $0常に $0
Bundled DiscountUsageBundledDiscount 調整後コスト。バンドル割引によって生み出されたコスト削減。
RI Volume DiscountRiVolumeDiscount常に $0常に $0
RI Volume DiscountRIFeeRiVolumeDiscount 調整後コスト。常に $0
SPP DiscountSppDiscountAWS Solution Provider Program 割引の値。
SPP DiscountUsageSppDiscount 調整後コスト。常に $0
SpotUsageSpot 使用量の定価コスト。Spot によって生み出されたコスト削減。
On-DemandUsageオンデマンド使用量の定価コスト。常に $0
DiscountsEDP当月に発生した支出に対する(割引)EDP コスト。EDP に関連する割引。
CreditsCreditクレジットの値(マイナスになる想定)常に $0
TaxTax税額。常に $0
RefundRefund返金額。常に $0
SupportUsageサポート料金。常に $0

Flexsave for Compute を個別に有効化している場合、上記の表に加えて、償却データには次の項目も含まれます。

CategoryCost typeAmortized costAmortized savings
FlexsaveFlexsaveCoveredUsageFlexsave によってカバーされているインスタンスの実効コスト(該当する場合は追加の Flexsave 割引を含みますが、EDP は除く)。この項目には Flexsave の料金も含まれます。Flexsave によって生み出されたコスト削減(実効コストとオンデマンドコストの差額)。
FlexsaveFlexsaveNegation常に $0常に $0
FlexsaveFlexsaveRecurringFee未使用 SP(無駄)のコスト。未使用 SP(無駄)(マイナス)。
FlexsaveFlexsaveCharges常に $0常に $0

毎月の RI 定期料金

日次粒度で償却原価を表示する場合、RIFee は各月の 1 日(または購入日)に表示される点に注意してください。

RIFee には、毎月の定期料金、未使用 RI 時間のコスト、および毎月の料金に対して適用される EDP が含まれます。RI のメリットは月を通してインスタンス使用量に適用されるため、未使用 RI 時間(無駄)の減少を反映するように RIFee は継続的に更新されます。その結果、償却後の RIFee は、月初よりも月末近くの方が一般的に大幅に低くなります。

アンブレンデッドメトリクスと償却メトリクス

Cost メトリックで作成された Cloud Analytics レポートはアンブレンデッドコスト(課金された当日の使用量コスト)を使用し、Amortized cost または Amortized savings メトリックで作成されたレポートは償却データを使用します。

以下は、異なるメトリックを使用して AWS サービスの日次コストを表示する例です。

  • アンブレンデッドの日次コスト

    Daily AWS costs: unblended

  • 償却後の日次コスト

    Daily AWS costs: amortized

  • 償却後の日次コスト削減額

    Daily AWS savings: amortized

関連項目