組織を管理する
DoiT コンソールの Organizations 機能は、データをセグメント化できるようにします。パブリッククラウドを一元的に管理しつつ、部門ごとの分散管理も可能にします。
チーム内でユーザー権限を制限する role based access control(RBAC) 機能と比較して、Organizations 機能は、DoiT コンソール内で組織構造や事業部門などのグルーピングを反映できます。
Organizations はスコープが厳密に定義された Cloud Analytics(クラウド分析)を提供します。組織を作成すると、その組織の作成時 に使用したアロケーションと同じスコープでレポートを表示できます。独立した部門やグループごとに組織を作成することで、総支出のノイズを取り除き、トレンドやインサイトの分析をより効率的に行えます。
重要な概念
-
Organization(組織): アロケーション を使用してデータを絞り込みます。組織のメンバーに対しては、Cloud Analytics のレポートに関連データのみが表示されます。
-
Root organization(既定の組織):各企業には、プライマリドメイン名にちなんだ既定の組織が存在します。既定では、この組織は企業内のすべてのデータにアクセスできます。アロケーションを編集して制限できます。組織を削除すると、そのメンバーは既定の組織に配置されます。これにより、組織を削除する際にユーザー向けの制限付きランディングゾーンを構成できます。
-
Member(メンバー):組織に割り当てられたユーザーは組織メンバーです。選択したアロケーションに含まれるデータのみにアクセスできます(グローバルスコープのダッシュボードとウィジェット は例外)。
必要な権限
- Users Manager
組織を作成する
新しい組織を作成するには:
-
DoiT コンソール にサインインし、上部のナビゲーションバーから歯車アイコン()を選択し、Users and access を選択します。
-
左側のメニューから Organizations を選択します。
-
Create new organization を選択します。

-
新しい組織名を入力します。
-
組織のスコープを定義します。Organizations は アロケ ーション を使用してデータのスコープを制御します。最大 3 つまでのアロケーションを選択できます。
-
ユーザーを組織に割り当てます。ユーザーは 1 つの組織にのみ割り当て可能です。

-
組織のメンバーがアクセスできるグローバルダッシュボードを選択します。
-
このオプションは、Advanced options の Disable custom dashboards チェックボックスをオフにすると使用できます。
-
グローバルダッシュボードには、Public の可視性を持つ preset dashboards と custom dashboards が含まれます。
-
グローバルダッシュボードは、選択したアロケーションに基づき、サインインしているユーザーの組織と同じデータスコープを使用します。唯一の例外は BigQuery Intelligence で、アカウント/プロジェクトをまたいだデータを表示します。

-
-
(オプション)Advanced options を使用して、組織メンバーの権限をさらに詳細に指定します。
- Disable custom dashboards:組織メンバーによるカスタムダッシュボードの作成、ダッシュボードのカスタマイズ、ウィジェットの追加を禁止します。このオプションを選択すると、組織メンバーはプリセットダッシュボードへのアクセスを失います。
ウィジェットのアクセス可能性
組織内の特定ユーザーがあるウィジェット にアクセスできるかどうかは、次の 2 つの要素に依存します。
-
ユーザーの ロールと権限:ウィジェットにアクセスするために特別な権限が必要になる場合があります。たとえば、サポートリクエストのウィジェットにアクセスするには、Support Requester 権限が必要です。
-
ウィジェットのスコープ:グローバルスコープのウィジェットへのアクセスを制限するには、詳細オプションの Disable custom dashboards を選択します。
制限事項
-
Organizations をサポートしているのは Cloud Analytics(クラ ウド分析)のみです。
-
組織外に共有されたレポートは、組織内では表示されません。
-
BigQuery Intelligence のダッシュボードは、特定の組織に絞り込まず、会社全体のデータを表します。
関連情報
- シングルサインオン: サードパーティ IdP を使用してユーザーの組織を設定する