はじめに
変数を使用すると、重要な情報を 1 か所にまとめて保存できます。情報が変更された場合でも、複数のフロー内ではなく変数だけを 1 回更新すればよいため、エラーが減り、フローの保守が容易になります。さらに、変数を使用することで、フローの再利用性も高まります。値をハードコーディングする代わりに、同じ CloudFlow を異なるプロジェクトやアカウントで利用できます。
例えば、承認が必要なすべてのフローで使用できる承認者の変数を作成できます。各フローを個別に更新するのではなく、承認者の変数を変更するだけで承認者のメールアドレスを 1 回更新すれば済みます。
フロー内で変数を参照する方法は、データを参照する方法と同じです。詳しくは、reference を参照してください。
変数のスコープ
変数にはグローバル変数とローカル変数があります。
-
グローバル変数は、組織内のすべてのフローからアクセスできます。複数の CloudFlow からアクセスする必要があるデータがある場合に、グローバル変数を使用できま す。言い換えると、そのデータは中央で管理すべき定数です。
-
ローカル変数は、定義されたフロー内でのみアクセスできます。データが特定のフローにのみ関係する場合に、ローカル変数を使用できます。例えば、特定のアカウント専用のフローがある場合、そのアカウント ID 用にローカル変数を使用できます。これにより、フロー内の各ノードに ID を追加するのではなく、ID を 1 回定義するだけで済みます。別のアカウントでフローを再利用したい場合は、そのフローを複製してアカウント ID 変数を更新することで、時間を節約し、フローの柔軟性と保守性を高めることができます。ローカル変数には任意の値を含めることができます。これは、値が後から入力されるフローテンプレートに便利です。
変数のタイプ
変数を作成する際に、データタイプを選択します。
接続変数はアクションノードおよび CLI ノード で使用できます。他のノードタイプでは使用不可です。
接続変数の値を更新すると、その変数を使用しているすべてのアクションノードおよび CLI ノードが自動的に新しい接続で実行されるため、各ノードを個別に編集する必要はありません。
| Type | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| String | テキスト値 | hello |
| Integer | 整数 | 42 |
| Float | 小数 | 3.14 |
| Boolean | 真または偽 | true |
| List | 順序付きコレクション。各アイテムに対して Element Type(string・integer・float・boolean)を設定 | [1, 2, 3] |
| Connection | AWS または GCP の接続。Connection Type を設定し、組織の接続から接続を選択。詳細は、Create and manage variables、Add a connection variable in an action node、Configure the CLI node を参照 | — |