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はじめに

DoiT CloudFlow は、GenAI を活用した FinOps と CloudOps のオートメーションプラットフォームです。大規模な FinOps と CloudOps のプロセスを管理するために必要なオートメーションとインテリジェンスを提供します。

メリット

DoiT CloudFlow は、クラウドオペレーションを効率化し、生産性を高めるとともに、オートメーションとプロアクティブな最適化によって優れたコスト管理を実現します。

  • FinOps の推奨事項に対するアクション。CloudFlow により、ワークロードの最適化、無駄なクラウドコストの削減、コスト管理の改善など、FinOps の推奨事項を効果的に実行できます。

  • Human-in-the-Loop。一部のワークフローは無人モードで安全に実行できますが、リソースの削除など影響の大きいワークフローは、実行前にステークホルダーによるレビューが必要になる場合があります。これに対応するため、CloudFlow では承認と通知という 2 つのビルディングブロックを提供しています。

  • 効率性とコラボレーションの向上。CloudFlow は組織のクラウドオペレーションを最適化し、コスト削減とリソースの有効活用を実現します。また、JIRA、Slack、その他のサードパーティ製プロジェクト管理ツールと連携し、チーム内およびチーム間のシームレスなコラボレーションを促進します。

  • マルチクラウド環境。CloudFlow は、AWS・Google Cloud・Microsoft Azure を含む複数のクラウドプロバイダー間でのオートメーションと最適化をサポートします。多様なクラウド環境を一元的に管理するためのソリューションです。

  • プロアクティブなコスト最適化Insights など、他の DoiT Cloud Intelligence の機能と連携することで、CloudFlow は最適化の機会をプロアクティブに提示し、非効率性を早期に特定・対処できるようにします。

コア機能

CloudFlow は、クラウドコストと利用状況、コミットメントプラン、予算とそのモニタリング、クラウドのタグ付け標準など、既存の IT 機能と重要な FinOps メトリクスを連携させます。これにより、以下の機能を通じて、財務オペレーションと意思決定の効率化を実現します。

  • API 駆動のワークフローオートメーション。CloudFlow は AWS・Google Cloud・DoiT API と統合されています。リソースのタグ付けや承認ベースのデプロビジョニングなど、クラウド管理における反復作業を自動化するノーコードフローを作成できる統一されたインターフェースを提供し、運用効率を向上させます。

  • プリスクリプティブなテンプレート。CloudFlow にはカスタマイズ可能なテンプレートが用意されており、ベストプラクティスを短時間で実装し、最小限のセットアップでコスト最適化とコンプライアンスの確保を支援します。

  • 実行履歴。CloudFlow は詳細な実行履歴を提供し、チームによるワークフロー実行の追跡、トラブルシューティング、および監査要件の順守を支援します。

主要な概念

  • Flow(フロー):フローは、1 つのトリガーと一連のアクションによって定義される自動化プロセスです。

  • Node(ノード):ノードはフローのビルディングブロックです。ノードはクラウド API にアクセスしたり、請求および構成データに対して SQL クエリを実行して操作したり、承認を要求したりできます。ノードには 2 つのタイプがあります。

    • Actions:AWS・Google Cloud・DoiT API とやり取りするための単一インターフェースとして機能し、オペレーションノードにデータを提供します。

    • Operations:1 つ以上の直前のアクションノードからのデータに対してアクションを実行し、フローのシーケンス制御、データ制御、および変換を可能にします。

    ヒント

    すべてのノードには固有のリンクがあります。ノードを選択するとブラウザの URL が自動的に更新され、そのフロー内の特定のノードへの直接リンクをコピーして共有できます。さらに、その URL を Jira チケットや Slack メッセージに貼り付けることで、受信者はフロー内の該当ノードへ直接遷移できます。エディタ内のノードメニュー()からは、そのステップを EditDuplicateDisable または Enable したり、ノードを Delete したりすることもできます。詳しくは、Manage nodes を参照してください。

  • Trigger(トリガー)トリガー はフローの開始方法を定義します。フローはカスタムスケジュールで実行したり、DoiT コンソールから手動で開始したりできます。さらに、API から、または DoiT Cloud Intelligence によって生成されるイベント(コストアノマリーイベントを含む)から、自動的にフローをトリガーすることもできます。詳しくは Triggers を参照してください。

  • References(参照):ノード間でデータを接続すると、コンソールはトリガー、変数、または上流ノードから取得される値に対する参照フィールドをハイライト表示します。これらは実行時に解決されるライブ参照です。詳しくは、Node parameters 内の Highlighted references を参照してください。

  • Template(テンプレート):新しいフローを作成する際のテンプレートとして機能する、あらかじめ構成されたフローです。

  • Workspace(ワークスペース):CloudFlow 内でフローとフォルダをグループ化するための単位です。All flowsRun history は、現在選択されているワークスペースにスコープされます。テンプレート、接続、グローバル変数などの共有リソースは組織全体で共通です。詳しくは Workspaces を参照してください。

CloudFlow における API

CloudFlow は、すべての AWS・Google Cloud・Azure API と統合されており、API 駆動のワークフローを構築できます。フローで利用する API を計画する際は、次の点に注意してください。

  • 権限。すべてのフローは特定の権限セットで実行されます。これらは Connection として設定する必要があります。

  • API クォータ。AWS・Google Cloud・Azure の各 API に送信されるリクエストは、それぞれのプロバイダーが定めるリミットおよびクォータの対象となります。

一般的なユースケース

CloudFlow は、次のような状況で特に有用です。

  • 複雑な承認プロセスに複数のチームが関与する場合

  • クラウドリソースを動的にスケールアウト/スケールインする必要がある場合

  • 組織全体で FinOps の導入を強化したい場合

CloudFlow の一般的な適用例は次のとおりです。

  • リソーススケジューリング

  • クラウドリソースのタグ付けの自動化

  • FinOps プロセスの自動運転化

  • FinOps の推奨事項の実行

  • コストアラートイベントの処理

  • スケーラブルなクラウドガバナンス

  • クラウドコミットメント管理

権限

CloudFlow の権限 は、DoiT アカウント権限と特定のフローに対するアクセスレベルの組み合わせです。これにより、特定のタスクを実行するために必要最小限の権限のみを持つフローを構築できるため、セキュリティが強化され、アクセス権更新のプロセスが簡素化され、明確な監査証跡が提供されます。

さらに、フローがクラウドリソースへアクセスする際の権限は、connections によって制御されます。接続には、フローがクラウドプロバイダーのリソースに対してアクションを実行するために必要なロールと権限が含まれます。

フローの計画

CloudFlow を利用する際は、一般的に次のステージを経ます。

  1. 入力、想定される出力、承認プロセス、通知など、ワークフローの目的と要件を明確にします。

  2. フローを開始するトリガーを選択します。例えば、フローをスケジュールに従って実行するか、手動でトリガーするかを決定します。

  3. フロー内のタスクの順序を設計します。例えば、フローに条件分岐、ループ、外部システムとの接続を含めるかどうかを検討します。

  4. フロー内の各タスクに対するアクションを定義します。例えば、タスクが外部システムと連携するか、条件をチェックするか、通知を送信するかなどを決定します。DoiT CloudFlow では、必要な権限を検証し、可能な場合にはドライランテストを実行することもできます。