DoiT Cloud Solve Services 利用規約
1. 契約構造
お客様とDoiTとの関係は、以下の優先順位により規定され、これに従って判断されるものとします。
-
a) 「本件注文書」とは、本件サービスのリクエストを追加するために(DoiTの代表者を通じて直接又はhttps://www.doit.com/のウェブサイト(以下「本件ウェブサイト」といいます)によるかを問わず)お客様が行うリクエストをいい、これには特に、見積書、仕様書、サービス説明書、データシート、ソフトウェア及びsoftware-as-a-serviceに関する利用規約、追加のライセンス認証書(ALA)、Solution固有の利用規約、データ保護及びセキュリティ契約書(DPA)、保証書、作業範囲記述書又は関連文書(以下「補足資料」といいます)が含まれます。
-
b) 「本利用規約」とは、適用される現行の利用規約及び 本件注文書に定める固有の詳細(該当する場合)をいいます。
2. 定義
次の用語は、以下に定める意味を有します。
-
「関連会社」とは、ある当事者に関し、直接又は間接的に当該当事者を支配し、当該当事者によって支配され、又は当該当事者と共通支配下にある法人をいいます。ここでいう「支配」とは、議決権付証券の所有、契約その他によるとを問わず、当該者の経営及び方針について指図し又は指図させる権限を直接又は間接的に有することをいいます。
-
「お客様」とは、本件注文書を締結し、本件サービスから利益を得る法人(及びその従業員、代理人又は請負人)をいいます。お客様は、自らのユーザーによる本利用規約及び適用あるドキュメンテーションの遵守につき、一次的な責任を負い続けるものとします。
-
「DoiTウェブサイト」又は「本件ウェブサイト」とは、
doit.com
のウェブサイト又は関連するDoiT所有のウェブサイト若しくはウェブページをいいます。 -
「クラウド利用額」とは、DoiT Solve サービスに適用される場合、割引適用後のサービスプロバイダによるクラウドサービスの月額利用料をいいます。ただし、後払い及びマーケットプレイスでの購入については除外されます。なお、クラウド利用額は、価格表に基づいてDoitが請求したサービスプロバイダに対するお客様の前月の月額クラウド利用額に基づいて算出され、差額は翌月の請求書によって入金/請求される金額において調整されます。
-
「本件サービス」とは、本件注文書に定めるDoiTの提供するサービスをいい、これには特に、Cloud サービス(Compute、Storage、Analytics、Machine Learning、Serverless、Network、Security及びその他本件注文書に詳述されるサービスを含みますが、これらに限定されません)に関する助言及び技術サポートが含まれます。
-
「サービスレベル契約(SLA)」:DoiTが本件サービスを提供しており、お客様のITチームとの業務に従事している場合、本件サービスには、選択されたパッケージに関してこちらに詳述され、かつ本件注文書に定める仕様が含まれます。DoiTが適用されるSLA(特にサポート除外事項を除きます)を満たさなかった場合、お客様は、サービスクレジット申請を提出することにより、DoiTが要請するプロセス(本利用規約内の「サービスクレジット申請」にて詳述します)に従ってサービスクレジットの付与を受けることができます。
-
「サービスプロバイダ」とは、クラウドサービスの提供に責任を負う事業者をいい、Google、AWS又はAzureを指す場合があります。
-
「契約期間」とは、関連する本件注文書に詳しく定義される、本件サービスの存続期間をいいます。
-
「不提供」とは、お客様のリクエストが、DoiTがDoiTウェブサイト上で定める応答時間内又は本件注文 書に定める応答時間内に処理されないことをいいます。
3. DoiTリファレンス・プログラムへの参加
お客様は、本件サービスのマーケティングのみを目的として、DoiTに対し、(a) お客様が承認した現在及び将来の名称、商標、サービスマーク、著作権及びロゴ(以下「本件商標」といいます)を、本件ウェブサイト(特にプレゼンテーション資料等の資料)に掲載するため、(b) DoiTの製品及び本件サービスをお客様が採用したことを強調したケース・スタディを作成するため(お客様は、書面によるケース・スタディを事前に承認する権利を有するものとします)、並びに(c) 事前に明示的に承認されているピア・リファレンス若しくはアナリスト・リファレンス、講演活動、ウェビナー又はプレスリリースをお客様に行わせるための、無制限、非独占的、譲渡不能、かつ取消可能なライセンス及び権限を付与します。疑義を避けるために付言すると、DoiTは、この場合、お客様の本件商標に関するいかなる権利も取得しないものとし、お客様は、その単独の裁量により、電子メールを[email protected]に送信することにより、DoiTが使用する本件商標を直ちに取り消すことができます。
4. 利用制限
お客様は、社内の事業目的においてのみ本件サービスにアクセスすることができ、補足資料において明示的に許可されている場合を除き、本件サービスを商業的に利用することはできません。お客様は、お客様の認証情報を通じて行われた本件サービスのあらゆる利用について責任を負います。お客様のアカウントが不正利用されたものと考えられる場合、必ず速やかにDoiTに通知してください。お客様は、(i) 補足資料に明記する利用制限を超過せず、(ii) 補足資料において明示的に許可されている場合を除き、本件サービスの販売、再販売、賃貸借、流通又は本件サービスに係るライセンス若しくはサブライセンスの付与を行ったり、本件サービスを他の外部委託サービス(outsourcing offerings)に含めたり、Solutionの一部を第三者の利益のために提供したりせず、(iii) 本件サービスの一部をコピーしたり複製したりしないものとします。
お客様は、本件サービスを利用する際にお客様が読み込み、作成し又はアクセスするあらゆるソフトウェア、コンテンツ又はサービスに関する全ての利用規約及びライセンス(第三者ライセンスを含みます)を遵守する責任を負います。
5. お客様提供データ
お客様は、本件サービスのご利用中に作成され、又はDoiTが提供するシステムに取り込まれたコンテンツ(以下「お客様提供データ」といいます)について、単独で責任を負います。お客様は、全てのお客様提供データの単独かつ独占的な所有者であり続けます。お客様は、DoiTに対し、本件サービスを提供するために必要な場合、又は法律により別途求められる場合にお客様提供データを使用する権利を付与します。
6. 知的財産権
本利用規約上、知的財産の所有権の移転は行われません。お客様は、DoiTに対し、DoiT及びその被指名人が本件サービスを履行するために必要な知的財産に係る全世界的、非独占的かつロイヤリティフリーのライセンスを付与します。成果物がDoiTによりお客様専用に作成されたものであり、かつそのようなものとして補足資料に明記されている場合、DoiTはお客様に対し、当該成果物を社内で複製しそのコピーを使用するための全世界的、非独占的、全額払い込み済みかつロイヤリティフリーのライセンスを付与します。成果物は、補足資料において別途合意されている場合を除き、お客様に提供された時点で受領されますが、DoiTが提供するその他の製品又は本件サービスが含まれる場合、この規定は当該製品又は本件サービスには適用されません。
7. 第三者製品
本件サービスにより、第三者が所有する製品、コンテンツ及びサービス(以下「第三者製品」とい います)へのアクセスが可能になる場合があります。第三者製品については、当該第三者の利用規約が適用されます。
8. データ収集
お客様は、DoiT Solutionsが、Solutionの提供を促進するために、技術データ及び関連情報を収集及び利用することができるものと理解しています。そのデータが個人を特定するものでない限り、DoiTは、当該データ(フィードバックを含みます)を所有し、新たな強化されたSolutionの提供を含むあらゆる目的のためにこれを利用することができます。詳しくは、こちらをご参照ください:https://www.doit.com/privacy/
9. 価格
価格については、DoiTが本件注文書において書面にて提示した金額とし、また、書面による本件注文書が存在しない場合は、弊社ウェブサイトに定める金額又は本件サービスのリクエストがDoiTに提出された時点でDoiTが公開している定価とします。これらの価格は、別途提示されている場合を除き、税金、関税及び手数料を除いた金額です。