DoiT Cloud Navigator 利用規約
定義
次の用語は、以下に定める意味を有します。
-
「関連会社」とは、ある当事者に関し、直接的又は間接的に当該当事者を支配し、当該当事者によって支配され、又は当該当事者と共通支配下にある法人をいいます。ここでいう「支配」とは、議決権付証券の所有、契約その他によるとを問わず、当該者の経営及び方針について指図し又は指図させる権限を直接的又は間接的に有することをいいます。
-
「DoiT Cloud Navigator」とは、顧客がそのクラウド利用データ量(https://console.doit.comに掲載されます)を管理及び追跡するために利用するDoiT Cloud Navigatorをいいます。
-
「DoiTウェブサイト」又は「本件ウェブサイト」とは、
doit.com
のウェブサイト又は関連するDoiT所有のウェブサイト若しくはウェブページをいいます。 -
「本件説明書」とは、お客様に提供され得るDoiT Cloud Navigatorの説明書( https://help.doit.com/docs/doit-platformをご参照ください)及びその他の補足ドキュメンテーション(以下「ドキュメンテーション」といいます)をいいます。DoiTは、その単独の裁量により、事前に通知することなく、本件説明書及びドキュメンテーションを変更することができます。
-
「Marketplace」とは、Google MarketplaceやAWS Marketplaceなどを含む、本件サービスと相互運用するアプリケーションのオンラインディレクトリ、カタログ又はマーケットプレイスをいい、Marketplaceに掲載されます。
-
「非DoiTアプリケーション」とは、お客様若しくは第三者が提供し、かつ/又はMarketplace若しくは類似の指定箇所に掲載され、本件サービスと相互運用するウェブベース、モバイル、オフライン又はその他のソフトウェア機能をいいます。
-
「本注文書」とは、適用ある価格設定を明示し、DoiT及びお客様が承諾し、かつ同意する注文書をいいます。
-
「本件サービス」とは、DoiTのCloud Navigator Servicesをいいます。
-
「契約期間」とは、本件サービス、及び本注文書に定める固有の詳細の存続期間をいいます。
-
「本利用規約」とは、現在適用される利用規約をいいます。
-
「本件ユーザー」とは、お客様がDoiT Cloud Navigatorへのログオ ン権限を付与したお客様の従業員をいいます。お客様は、その本件ユーザーが本利用規約及び適用あるドキュメンテーションを遵守することについても第一義的責任を負い続けるものとします。
1. 本件サービスについて:DoiT Cloud Navigator
DoiTは、下記第3条に基づきDoiTがお客様に付与するライセンスに従い、お客様がその費用を効率的に管理できるようにするために、(a) お客様のデータにアクセスすることでお客様のクラウド利用状況を追跡し、(b) 傾向及び季節性を含むお客様のクラウド利用データ量のパターンを監視及び分析し、(c) (DoiT Cloud Navigatorを通じた)本件サービスによって、お客様の利用における非効率性を明らかにし、最も重要な統計値をお客様に表示します。
データ共有 疑義を避けるために付言すると、お客様は、DoiT Cloud Navigator及びその関連の本件サービス(並びに特にBigQuery Lens、GKE Lens及びSpot Scaling)から利益を得るため、DoiTから要請されたデータへのアクセス権をDoiTに付与しなければならなりません。
2. DoiT Cloud Navigatorの利用及び効果の限度
お客様は、適用ある請求サイクルの期間中に、DoiT Cloud Navigatorにより結果的に費用をより低く抑えられる可能性があるものの、DoiT Cloud Navigatorの利用により、本件サービスの契約期間中又はその他において、今後の効率的な節約を保証するものではないことを確認します。
3. DoiTにより付与されるアクセス権及び利用権
3.1. アクセス権及び利用権 本件サービスの条件に従い、DoiTは本利用規約により、利用可能な本件サービス及びDoiT所有のツールを介して、特にお客様の費用を管理しかつ分析する目的で、DoiT Cloud Navigatorにアクセス及び利用する非永続的、非独占的、譲渡不能の限定的ライセンスをお客様に付与します。お客様に明示的に付与されない全ての権利は、DoiT及び、該当する場合にはDoiTのライセンサーが、単独でかつ独占的に留保するものです。
3.2. 購入された本件サービスの提供 DoiTは、(a) 本件サービス及び該当するドキュメンテーションに従って本件サービス及びコンテンツをお客様が利用できるようにし、(b) オンラインの本件サービスを一日24時間、週7日間利用可能にするために商業上合理的な努力を尽くし(ただし、(i) 予定ダウンタイム(DoiTがこれについて事前に通知するものとします)並びに(ii) 例えば、政府の行為、洪水、火災、地震、社会不穏、ストライキ又はその他の労働問題、インターネットサービス提供者の障害又は遅滞、及び非DoiTアプリケーションを含むDoiTの合理的な制御を超えた状況に起因する利用不可能な状態を除きます)、かつ、(c) DoiTの顧客全般に対するその本件サービスの提供に適用される法律及び政府規制に従い、本件サービスを提供します。
3.3. 制限
-
DoiT Cloud Navigatorの利用に関する制限 DoiT及びお客様の間で別段の明示的な書面合意がない限り、お客様は、DoiT Cloud Navigatorをお客様の社内の事業目的にのみ、また、特にお客様のクラウド費用を簡素化し、かつ分析する目的で利用することができます。お客様は、(i) いかなる方法でも、DoiT Cloud Navigatorを使用許諾、サブライセンス、売却、再販、譲渡、配信その他商業的に利用してはならず、第三者が商業的に利用できるようにするため若しくはDoiT Cloud Navigatorから利益を得るようにするため第三者にアクセス若しくは利用させてはならず、(ii) DoiT Cloud Navigator を変更してはならず、これをもとに二次的著作物を創作してはならず、(iii) DoiT Cloud Navigator にインターネット「リンク」を作成してはならず、DoiT Cloud Navigatorを他のサーバーミング又はワイヤレス若しくはインターネットベースのデバイスに「フレーミング」又は「ミラーリング」してはならず、(iv) (a) 競合する製品又はサービスを構築するため、(b) DoiT Cloud Navigatorと類似の構想、機構、機能若しくはグラフィックスを利用する製品を構築するため、若しくは(c) DoiT Cloud Navigatorの構想、機構、機能若しくはグラフィックスを複製するために、DoiT Cloud Navigatorをリバースエンジニアリングしてはならず若しくはDoiT Cloud Navigatorにアクセスしてはならず、(v) DoiT Cloud Navigator若しくはそこに含まれるデータの完全性若しくはパフォーマンスを妨害してはならず、又は(vi) DoiT Cloud Navigator 又はその関連システム若しくはネットワークへの不正アクセスを試みてはなりません。
-
許容可能な利用に関する制限 お客様は、(a) 法律により禁止された方法又は法律違反の原因となる方法で、(b) 他の者の権利を侵害するために、(c) 本件サービス、デバイス、データ、アカウント若しくはネットワークへの不正なアクセス権限を得るために、それらの脆弱性をテストするために、若しくはそれらを妨害するために、(d) スパム又はマルウェアを拡散させるために、(e) いずれかの者による本件サービスの利用に害を及ぼす又はこれを損なう方法で、(f) 本件サービスの技術的な限界、定期的な料金の課金若しくは利用制限を回避することを意図した方法で、本件サービスを利用してはなりません。
お客様は、(a) 何等かの者又は財産を害するリスクを生じさせる可能性がある、(b) 犯罪若しくは不法行為を為す又はこれらに資する可能性がある、(c) 個人のプライバシー又はパブリシティー権に対して違法、不法、有害、中傷的若しくは侵害する、又は(d) その他本利用規約で禁止されるいかなるコンテンツをもアップロードしてはなりません。
3.4. その他の救済手段 DoiTがその誠実な判断によりお客様が前記の禁止行為のいずれかに従事していた又は従事していると考える場合には、DoiTは、DoiTが本利用規約その他に基づき有する他の救済手段に加えて、(i) DoiTが合理的に満足する程度に問題が解決されるまで、お客様のDoiT Cloud Navigatorへのアクセスを中止することができ、かつ、(ii) お客様が当該禁止行為に故意に従事した場合には、DoiTは、お客様に書面にて通知した(emailによる場合も含みます)後、直ちに本利用規約を解除することができます。
4. お客様のデータへのアクセス権及びその利用権
お客様は本利用規約により、本件サービスの利用期間中(その契約期間を含みますが、これに限定されません)、全世界において、(a) 本件サービスの有効期間内に限り、本件サービスを管理するために(全ての許可に対して正確な数のサブスクリプション及び/若しくはユーザーアカウントが発行されていることを確認することを含みますが、これに限定されません)お客様のデータを処理し、かつ利用する限定的、非独占的、ロイヤリティフリーの権利及びライセンス、並びに(b) DoiTがDoiT Cloud Navigator及び/又は本件サービスのいずれか(及び特にBigQuery Lens、GKE Lens及びSpot Scalingに関連するもの)を本利用規約に基づきお客様に提供するために必要な、又は有益なその他の権利、ライセンス、及び同意をDoiTに付与します。疑義を避けるため、「お客様のデータ」という用語は、本利用規約において、本件サービスの有効期限内に限り、本件サービスを提供するための必要に応じて又はその他法律による要求に応じてお客様がDoiTと共有するデータ、と定義されるものとします。お客様のデータには、第三者のクラウドサービスプロバイダー(特にAWS、Google Cloud又はAzureを含みます)に保存されたデータは含まれないものとします。お客様は、全てのお客様のデータの唯一かつ排他的な所有者であり続けるものとします。
5. お客様の責任
お客様は、本利用規約に基づき、常に、DoiT Cloud Navigator上で生じるその活動(有効な認証情報を有し、かつ、権限を付与された従業員及び請負人の活動を含みますが、これらに限定されません)(ユーザー認証及びパスワードを含みますが、これらに限定されません)について責任を負い、DoiT Cloud Navigatorの利用に関連して適用ある全ての現地、州、連邦及び外国の法律、規則、条約及び規制に従うものとします(データプライバシー、国際的なデータ移転、国際通信及び技術的データ又は個人データの送付に関するものを含みますが、これらに限定されません)。お客様は、そのアプリケーション及びインフラストラクチャーを確保するために、一般に認められた業界基準を実施するものとし、かつ、これを維持することについて責任を負うものとします。お客様は、(i) パスワード若しくはアカウントの不正利用、又は把握したその他のセキュリティ違反若しくはその疑いについて直ちにDoiTに通知し、(ii) お客様が把握したDoiT Cloud Navigator の複製若しくは頒布又はそれらの疑いについて、DoiTに直ちに報告し、直ちに停止させるよう合理的な努力を尽くすものとします。セキュリティ上の違反がお客様によるDoiT Cloud Navigatorの利用に関連して生じたと合理的に判断される場合には、お客様は、調査及び解決の間、DoiTがDoiT Cloud Navigatorへのアクセスを中止する権利を有 することに同意します。
6. 知的財産の帰属
DoiT(及び、該当する場合には、そのライセンサー)は、全ての関連する知的財産権(以下に定義します)を含む、DoiT Cloud Navigator並びにDoiT Cloud Navigator及び/又は本件サービスに関連してお客様が提供するエンハンスメントリクエスト、フィードバック、提案、若しくはその他の情報における全ての権利、権原及び権益を独占的に有するものとします。お客様は、いずれの方法によるかを問わず、直接的又は間接的に、DoiT Cloud NavigatorにおけるDoiTの知的財産権に関連する又はこれらにおけるDoiTの(及び、該当する場合には、そのライセンサーの)権利、権原及び権益の一部をも争う又は損なう若しくは損なう結果につながることが合理的に予測可能な行為又はことを行わないこと又は行わせないことを確認します。お客様は、DoiT Cloud NavigatorにおけるDoiTの知的財産権を有すると表明してはなりません。お客様は、直接的又は間接的に(i) DoiT Cloud Navigatorにおける知的財産権のDoiTへの帰属、又は(ii)本利用規約により付与されるライセンスの有効性につき反駁してはならないことに同意します。お客様は、DoiTによる著作物の利用に関して、いかなる著作者人格権を行使しないことに同意します。本利用規約において「知的財産権」とは、特許を受けていない発明、特許出願、特許、意匠権、著作権(著作権法第27条及び第28条に規定する権利を含みます)、商標権、サービスマーク、商号、ドメイン名の権利、マスクワーク権、ノウハウ、及びその他の企業秘密に関する権利、並びにその他全ての知的財産権、これらの二次的著作物及び同様の性質を有する保護の形態をいいます。
DoiTリファレンス・プログラムへの参加 お客様は、本件サービスのマーケティングのみを目的として、DoiTに対し、以下を行うための非独占的、譲渡不能、かつ取消可能なライセンス及び権限を付与します。
-
(a) お客様が承認した現在及び将来の名称、商標、サービスマーク、著作権及びロゴ(以下「本件商標」といいます)を、DoiTのウェブサイト(特にプレゼンテーション資料等の資料)に掲載するため
-
(b) DoiTの及び本件サービスをお客様が採用したことを強調したケース・スタディを作成するため(お客様は、書面によるケース・スタディを事前に承認する権利を有するものとします)、及び
-
(c) 事前に明示的に承認されているピア・リファレンス若しくはアナリスト・リファレンス、講演活動、ウェビナー又はプレスリリースをお客様に行わせるため 疑義を避けるために付言すると、DoiTは、この場合、お客様の本件商標に関するいかなる権利も取得しないものとし、お客様は、その単独の裁量により、電子メールを[email protected]に送信することで、DoiTが使用する本件商標を直ちに取り消すことができます。